アメリカツーリング記録 その4 ニューメキシコーーアリゾナ

Aky.A

2013年03月18日 14:07

こんにちは。
アメリカツーリング オハイオからカリフォルニアまでの記録 その4です。

今回はニューメキシコからアリゾナまでです。

ニューメキシコをでてしばらく走らせアリゾナへ入りました。


休憩所でひとやすみ
岩だらけでした





老夫婦に
「今日はいい天気ね。私達も乗りたいよ。どこから来たの?」
と聞かれ、
「日本です。今はオハイオ州の大学で学生なんだ」
数分雑談をして、また先へ進む。


てっぺんを雪化粧した山が見えてきた。



しばらくいくと街が見えてきた。
ここで休憩を入れる事にする。





しばらくして、カリフォルニアまでの道をまた進み始めた。
カリフォルニアはもうすぐだ。


どこまでも先の見えない道路を行くと休憩所を見つけた。

入ろうとウィンカーをだす。
ゆっくり減速し、右の方へと軌道を変える。

ギアを落としクラッチレバーをリリースする。


その時だった。

ガシャ、ガガガ!!!


ギュュュュギュ、、ガガガガ!!


瞬時に後輪がロックしている事に気が付いた。

すぐに車体を真っ直ぐ向ける事に専念した。
幸い、私のまわりには車が一台もいなかったので距離と時間を使い安全にかつ確実に止まった。


バイクからおり、バイクを押そうとするも動かない。

見てみると、チャーンがスプロケットから外れ、スイングアームとリアタイヤとの間に挟まっているではないか。

持ってきていた工具を使い、後輪をはずし、チェーンを外す。




チェーンが曲がってるのを確認。

予備のチェーンを持ち合わせていないので保険会社に電話をしてレッカーを出してもらう事に。






これが起こったのはアリゾナ州キングマン付近。本当にカリフォルニアの手前でした。



少し戻り、バイク屋まで送ってもらう事に。

トラックの助手席から。この景色を見ながらトラックに揺られていた。


ところがどの店もすべて閉まっており、今日中には直せないという。

まだ7時前なのに閉店だなんて、もっと働けばいいものをと思いながら名前は忘れたがこの小さな街に一日だけとどまった。


ちなみに、この時レッカーの運転手だったビルとは今でも交流がある。
彼は40代前半で、19と20になる2人の息子がいるという。

その為か私にすごく親切で、
「安い宿を一緒に探してやるから、今日はそこでゆっくりやすみな」
と近場の安いモーテルを探してくれたのだった。


さて、次回のアメリカツーリング記録は、バイクの修理から、カリフォルニア到達までです。

最後までお付き合いありがとうございました。
オハイオはまだまだ寒いです。
早く暖かくならないものでしょうか
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